函館市 サウナヴィラ

自然を生かした敷地
函館の夜景と自然を生かした、プライベートリゾートの計画です。 一般的な宿泊施設ではなく、滞在そのものが旅の目的となる場所を目指し、3つのベッドルームに加えて、サウナ、水風呂、外気浴、ラウンジ、ダイニングを備えた一棟型の施設を計画しました。 函館ならではの風景、素材、光を建築体験として組み込み、ここでしか味わえない滞在環境を目指しています。
夜景
函館を象徴するのは、海と市街地がつくる独特の地形と、時間とともに表情を変える夜景です。 計画地は高低差のある不整形な敷地で、道路側の駐車スペースから植栽に囲まれたアプローチを進み、建物へ到着する構成となっています。この高低差と奥行きを、日常から滞在へと気持ちを切り替えるための演出として捉えました。 計画全体の背景には、「晴嵐・晩鐘・夜雨・夕照・帰帆・秋月・落雁・暮雪」からなる「函館八景」というイメージがあります。夜景だけでなく、季節、天候、光の移ろいまでを函館の魅力として取り込むことを目指しています。

HAKODATE 八景DESIGN CONCEPT

低層の建物に水平・垂直のラインを与え、ガラス、木、石、コンクリート、金属を組み合わせました。昼間は自然素材が周囲の緑になじみ、夜になるとガラスや金属、水面が街の光を映し、建物そのものが静かに発光しているように見える構成です。 室内では「光と影の対話」をテーマに、白樺を中心とした木質空間とグレーの素材を、柔らかな間接照明でつないでいます。過度に装飾するのではなく、夜景、水、炎、素材の陰影によって上質さをつくることを意識しました。 1階にはラウンジ、ダイニング、キッチンを一体的に配置し、大きな開口とテラスによって室内外を連続させました。食事や会話を楽しみながら、函館の風景を共有できる滞在の中心となる空間です。 2階には3つのベッドルームと水回り、サウナ、テラスを配置。サウナは大きなガラス面によって眺望とつなぎ、自然石を用いた水風呂には夜景や照明が映り込む計画としています。 外気浴テラスにはリクライニングチェアとファイヤーピットを設け、冷たい空気、星空、炎の揺らぎを同時に感じられる環境を計画しました。間接照明、天窓、ランタンのような光を使い分け、時間帯によって異なる空間体験を生み出しています。 家具、設備、サインも建築と一体で選定し、「TERA HAKODATE」として統一された施設イメージを整えました。
土地探し・読み
候補地の同行内見。建築士目線で「買ってよい土地」を判定。
資金計画・事業計画
金融機関との調整、ローン・保険から事業計画までサポート。
設計・デザイン
過ごし方のヒアリングから基本・実施設計まで。
設計監理
信頼できる施工者と直接契約。品質を建築士の目で監理。
インテリア・竣工後
家具・インテリアの選定から引き渡し後の相談まで、ずっと隣に。