Columnsコラム = 建築の物語と実務
土地探し・資金計画・設計・施工・家具まで。建築をかたちにする実務を、 静かなことばで残していきます。
家づくりの進め方 — 2026.08.23中古のローン控除が拡充される時代に、あえて新築を選ぶという意思決定—令和8年度税制改正を読む
2026年度税制改正で住宅ローン控除は5年延長され、中古住宅の優遇が新築水準へ近づきました。結論から言えば、制度差だけで新築か中古かは決められません。本記事では改正の構図を整理し、注文住宅を「今」選ぶ判断軸と、施主が見直すべきタイムラインを、一次情報をもとに静かに読み解きます。
インタビュー — 2026.08.23共同設計で向き合う唯一無二の居場所づくり②
「Crossing Sasuke」は小規模な共同住宅のなかでは珍しく、2社による共同設計によって計画されている。ひとつとして同じ間取りがないという“2棟12戸”にこだわりをつめこんだ、アラキ+ササキアーキテクツの荒木さん、久保都島建築設計事務所の久保さんの2社と、プロジェクトマネジャーを務めるS/CAPEの斉藤さんにその意図をうかがった。 お話をうかがったのは
インタビュー — 2026.08.23共同設計で向き合う唯一無二の居場所づくり①
「Crossing Sasuke」は小規模な共同住宅のなかでは珍しく、2社による共同設計によって計画されている。ひとつとして同じ間取りがないという“2棟12戸”にこだわりをつめこんだ、アラキ+ササキアーキテクツの荒木さん、久保都島建築設計事務所の久保さんの2社と、プロジェクトマネジャーを務めるS/CAPEの斉藤さんにその意図をうかがった。 お話をうかがったのは
インタビュー — 2026.08.22鎌倉佐助のこの場所で、Crossing Sasukeがはじまった理由
「遠くの親戚より近くの他人」。 世界中で諺になっているこの言葉を聞くと、多様なはずのこの世界の人と人が、どこかほっとする共通の距離があることが示唆されているように思える。 オーナー鳥谷さん、プロジェクトマネジャーの斉藤さんに「Crossing Sasuke」が生まれる場所として、自然そのものの“山林”つきのこの土地が選ばれた理由を聞いて、その「ほっとする距離」に必要なものがわかってきた。 お話をうかがったのは
インタビュー — 2026.08.22Crossing Sasuke が考える“豊かさ”のかたち
「鎌倉に新しくできるコミュニティ重視型アパートメント」 そう聞いて、あなたはいま、何を想像しただろうか。 「賑やかそう」「若い人が多そう」「楽しそう」、はたまた「コミュニティは面倒そう」と考 えた人もいるだろう。 鎌倉駅前の喧騒からほんの少し離れて、風や葉のすれる音の中に立ち止まりたくなるよう な空気のある鎌倉佐助。そこに誕生する新しいコミュニティ重視型アパートメント 「Crossing Sasuke」には、これまでの「シェアハウス」の印象とはどこか違う、それぞれの 人生の豊かさが穏やかに重なり合う、成熟した大人のための居場所ができるそうだ。 そこで、プロジェクトオーナーの鳥谷さん、プロジェクトマネジャーの斉藤さんに、 「Crossing Sasuke」で育まれるコミュニティのビジョンについて聞いた。 お話をうかがったのは
設計の考え方 — 2026.08.21「軒を消さない」という設計判断——2030年度のZEH水準を見据え、夏の日射を抑える理由
深い軒は装飾ではなく、夏の室内温度を左右する日射遮蔽の要です。結論として、南面の窓には軒・庇を組み合わせるパッシブデザインが、2025年の省エネ基準適合義務化、そして2030年のZEH水準への移行を見据えた合理的な設計判断になります。この記事では、軒が効く仕組みと効かない方位、断熱等級との関係、そして図面からは見えない体感までを、国土交通省の一次資料を手がかりに整理します。
家づくりの進め方 — 2026.08.21中東情勢とナフサ高で断熱材・塗料が相次ぎ値上げ——2026年後半着工なら今、決めておきたいこと
結論から言えば、2026年後半に着工する計画なら、断熱材・塗料・ルーフィングの仕様と契約条件を「今」固めておく価値があります。中東情勢によるナフサ高騰で石油化学由来の建材が相次いで値上げされ、見積もりと着工の間にコストのズレが生じやすくなっているためです。本記事では、価格改定の全体像と、設計者・発注者が取るべき先手を実務目線で整理します。
家づくりの進め方 — 2026.08.14金利上昇局面の住宅ローン、着工前に固めておきたい資金計画の三つの視点
金利が動く2026年、注文住宅の資金計画は「金利タイプ・融資タイミング・返済の余白」の三点を着工前に固めておくことが後悔を防ぎます。この記事では土地契約から竣工までの資金の流れを整理し、変動と固定の考え方、つなぎ融資の設計、そして金利変動に備える余白の残し方までを、設計事務所の実務視点で解説します。まず全体像をつかみ、次に一次情報で数値を確認する順に進めましょう。
別荘・リゾートヴィラ — 2026.07.05別荘の固定資産税、その負担をどう読むか。セカンドハウス認定という選択肢
別荘の固定資産税は住宅用地特例が適用されず、住宅より重くなります。ただし利用実態が一定要件を満たせば「セカンドハウス」認定を受け、税負担を抑えられる場合があります。本記事では仕組み・具体的な税額差・自治体ごとの認定条件・手続きの流れ、そして設計と購入計画にどう生かすかを、一次情報に基づいて整理します。
設計の考え方 — 2026.07.05経年変化を楽しむ素材選び——無垢の床が育てる、住まいの時間
新築時の完璧さは、家の頂点ではありません。無垢材をはじめとする経年変化する素材は、暮らしとともに色と質感を深め、住まいの時間を刻んでいきます。この記事では、無垢の床が育つメカニズム、設計現場で選ばれる素材の考え方、そして10年後20年後を見据えた素材選定のチェックリストまでを、公的資料と設計の実感の両面からお伝えします。
土地探し — 2026.07.05「うなぎの寝床」の土地を読む——世田谷、間口の狭い敷地で光を設計するということ
間口の狭い「うなぎの寝床」敷地は、採光の弱点を設計で個性へ読み替えられます。結論から言えば、建築基準法の採光ルールを踏まえた天窓や吹き抜け、視線の抜きを組み合わせれば、狭小地でも豊かな光は成立します。本記事では世田谷の第一種低層住居専用地域を例に、土地の読み方と設計者同行の価値を具体的にお伝えします。