Columnsコラム = 建築の物語と実務
土地探し・資金計画・設計・施工・家具まで。建築をかたちにする実務を、 静かなことばで残していきます。
設計の考え方 — 2026.08.21「軒を消さない」という設計判断——2030年度のZEH水準を見据え、夏の日射を抑える理由
深い軒は装飾ではなく、夏の室内温度を左右する日射遮蔽の要です。結論として、南面の窓には軒・庇を組み合わせるパッシブデザインが、2025年の省エネ基準適合義務化、そして2030年のZEH水準への移行を見据えた合理的な設計判断になります。この記事では、軒が効く仕組みと効かない方位、断熱等級との関係、そして図面からは見えない体感までを、国土交通省の一次資料を手がかりに整理します。
設計の考え方 — 2026.07.05経年変化を楽しむ素材選び——無垢の床が育てる、住まいの時間
新築時の完璧さは、家の頂点ではありません。無垢材をはじめとする経年変化する素材は、暮らしとともに色と質感を深め、住まいの時間を刻んでいきます。この記事では、無垢の床が育つメカニズム、設計現場で選ばれる素材の考え方、そして10年後20年後を見据えた素材選定のチェックリストまでを、公的資料と設計の実感の両面からお伝えします。