Columnsコラム = 建築の物語と実務
土地探し・資金計画・設計・施工・家具まで。建築をかたちにする実務を、 静かなことばで残していきます。
ビル・店舗内装 — 2026.09.15老朽化ビルの内装は、誰が判断するのか——区分所有法改正が変える、テナントビル再生の意思決定
2026年4月1日、改正区分所有法が施行されます。修繕など処分を伴わない事項の普通決議が「出席者を分母」とする方式に変わり、老朽化した区分所有ビルの内装再生は動かしやすくなります。本稿では、法改正の要点と、テナント誘致を見据えた内装計画・工事区分・法規手続の実務を、設計監理の視点から整理します。
ビル・店舗内装 — 2026.09.03オフィス回帰時代の内装計画——「戻りたくなる」空間が人的資本経営の発信になり得る理由
出社率が7割を超え、オフィスは「席の集合」から「戻りたくなる理由」へと役割を変えつつあります。本稿では、人的資本情報の開示義務化という制度背景を踏まえ、生産性・モチベーション・帰属意識に効く設計要素、A/B/C工事区分と消防届出の実務、そして予算制約下での優先順位の付け方までを、設計監理の視点で整理します。
ビル・店舗内装 — 2026.08.29木を隠さない店舗という選択——内装制限緩和が拓く「木材あらわし」のブランディング
改正建築基準法により、大規模建築物でも構造材の木を「あらわし」で見せる設計の道が広がりました。結論から言えば、木を隠さない店舗は法規と設計の組み立て次第で現実的な選択肢です。改正の要点、耐火・準耐火の考え方、ESG文脈での企業価値、そしてテナント内装特有の工事区分・工期の勘所までを整理します。